美容師が教える!美容院での「こうなりたい」の伝え方

髪にまつわるエトセトラ

新しい髪型に挑戦してみたいけど失敗するのが怖い。

思ってたイメージと仕上がりがぜんぜん違う💦

なんて経験よくありますよね。もうあきらめて無難にいつも同じ髪型にしてしまっていませんか?

あきらめなくて大丈夫!! 

美容師歴15年、カウンセリング人数のべ1万人以上の元美容師が、解決方法をおしえます!!

ほとんどの失敗の原因はカウンセリングでのコミュニケーション不足です。

画像と言葉で具体的にポイントを伝え、美容師とゴール(最終的な髪型)を共有しておくことでほぼ解決します。

前提 似合うかどうかは一旦置いておこう

歳を取れば取るほど固定概念、いわゆる思い込みが強くなります。
「ショートは似合わない」「パーマは似合わない」…などなど

しかし、どの長さでも似合う髪型はあります。実は知らないだけなんです。

似合う似合わないは意外と自分では分からないものです。なので自分の主観は一旦置いておきましょう。

やることは2つだけ

ヘアースタイル検索サイトから好きな画像を10枚探そう

  1. HOT PEPPER BEAUTY などヘアスタイル検索サイトから好きなヘアスタイルを10枚ピックアップ
    「40代 髪型 ボブ」 「50代 ミディアム パーマ」 など年代と長さで検索すると見つけやすいです。みつけたら、スクリーンショットして保存します。
  2. 10枚から5枚、5枚から3枚にする
    スクリーンショットを削除しながら、ベスト3まで絞ってください。
    たくさんあっても、かえって分かりにくくなります。

どこが好きなのか言語化してみよう

3枚をよーく見てください。
どこが好きですか?
前髪?
ニュアンス?
カットライン?

例えば 前髪の透けてる感じが好き。
とか 柔らかい、ふわっとした感じが好き。
肩につくくらいの長さがいい。など具体的に言語化してください。

それぞれに「好き」が散りばめられています。

それを担当の美容師に伝えるだけ。後は美容師の仕事です

「髪の長さはこの写真の肩について少しはねる感じで
 前髪はこの写真のすけている感じで
 全体のシルエットは首の所で少しくぼんでいる感じがいいです。」

みたいな。

美容師は だいたいの長さ、だいたいのシルエット、こだわりポイントが分かれば似合うヘアースタイルを探します。その中で「髪質、くせ、ダメージ具合、あと大事なのが予算」を考えながら提案してくれます。ご存知かと思いますが美容師はプロなのです。技術も経験も知識もセンスもあります。
しかし魔法使いではないのでなんでも叶えてくれるわけではありませんのでご注意を!!
パーマをかけないと無理だけどダメージや予算オーバーだったりで物理的に出来ないこともあります。家でのお手入れ(スタイリング)が大変だから別の髪型の方がいい時もあります。

  注!! 日々のスタイリングはマストで聞いて下さい。毎日やるのはあなたです。

そこをカウンセリングでしっかり話し合いましょう。トータルいくらかかるのかも聞いておくと安心ですね。お互いのイメージが合致していれば後は寝ていても大丈夫。仕上がりを楽しみに待ちましょう。

NGな伝え方

  • 「5㎝切って」 「肩くらいの長さで」など想像や感覚で伝えない
    時間の【1分】が人や状況によって感じ方が違うように、自分が思ってる長さやイメージは他人には伝わりません。感覚が違うからです。
    百聞は一見にしかず! めんどくさがらずお互いが認識できる視覚で伝えましょう。
  • 最初から「お任せします」はギャンブルです
    はじめましての美容師はもちろん仲良しの美容師でも関係を壊しかねないNGワードです。
    美容師は髪のプロですが自分のプロはあなたです。プロとプロが話し合うからいいのです。
    一か八かにかけず、「自分の好きな感じ」を探してください。

まとめ

やりたい髪型や好きなヘアースタイルのイメージを正確に伝えるにはカウンセリングが超重要

カウンセリングを成功させるためにやるべき事は…

  • 画像を3枚くらい用意しよう。
  • どこが好きなのか言葉にして具体的に伝えよう。
  • カウンセリングでしっかり話し合おう。

好きな髪型になった時はそれだけでとっても気持ちが良くなり明るく楽しくなります。

自分の機嫌は自分で取る!!

あきらめていつも同じヘアースタイルで妥協せずどんどん挑戦してください。

毎日がもっと楽しくなりますよ🩷🩷

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