担当の美容師が辞めてしまったり産休に入ってしばらくお休み。次はだれにやってもらえばいーーの?新天地でどこに行ったらいいのかわからなーーーい!!!どこに行ってもなんかいまいち…。いい美容師いませんかーー?ってことありますよね。
それもそのはず。全国に美容院は25万店。コンビニの4〜5倍の店舗数があるのです。自分にぴったりの美容師なんて探せっこない…。そんな美容院難民のあなた。諦めてはいけません!美容師歴15年の元美容師が美容師目線で最短の道を教えます!それは、ズバリ「紹介」です。周りをよく観察してください。できるだけ年齢の近い、いつも素敵なヘアースタイルの人を見つけたらスタートです!
前提 「美容院」ではなく「美容師」を探す
まず、前提ですが、いい美容院を探すのではなくいい美容師を探しましょう。
美容院がヘアースタイルを作るのではなく美容師が作るのです。いい美容院にいいスタイリストが多いのは事実ですが当たり外れがあるのも事実です。そもそも人気美容師は紹介以外の新規客には入りません。というか予約客がいっぱいで入れません。なのでご新規さんには予約客がいない手の空いている経験の浅いスタイリストやあまり人気のないスタイリストが担当することが多いのです。
紹介がパワーを最大限発揮するのは個人を指名した時です!
「紹介で指名」がベストな理由
前提でもお話したように、人気美容師は紹介以外の新規客には入りません。入りたくても予約客がいっぱいで入れません。せっかく紹介で行っても違うスタイリストが担当した場合、以下の恩恵がうけられず残念な結果で終わってしまう事も…
紹介でいくならスタイリストを指名しましょう。
その① 共通の話題があって話しやすい
こんな経験はありませんか?
- 出身地が同じと分かった時の急な親近感
- 好きなアイドルが同じと分かった時の急な仲間感
- スポーツなど趣味が同じと分かった時の急な友達感 …などなど
人は共通点があると急に親しみを感じ緊張がほぐれコミュニケーションがとりやすくなります。美容院はコミュニケーションが命です。自分の要望とプロの情報をすり合わせていくには言葉がとても重要だからです。紹介してくれた共通の知り合いAさんのおかげで最初から距離がぐっと近く友好的なのでいいコミュニケーションが取れるテーブルが用意されているのです。
その② 失敗できないというプレッシャーを与えることができる
美容師目線で言うと紹介してくれたAさんの顔を潰すわけにはいきません。なにがなんでも満足してもらおうといつもより5倍は気合が入ります。
そして魔法の言葉
「Aさんはいつも素敵なヘアースタイルなのでどこの美容院に行っているのかずっと気になっていたんです!」
こんな事を言われたら嬉しさとプレッシャーで10倍気合が入ります。そう、絶対に失敗して帰すわけにはいかないのです。
結果 上手な美容師にベストなパフォーマンスを発揮してもらえる
美容師にとってベストなパフォーマンスとはお客さんの「こうなりたい」にとことん答えること。ただし魔法使いではないので物理的に無理なこともありますが😅最大限の努力に努めることです。
そもそも紹介者Aさんがいつも可愛い髪型をしているのであれば担当しているスタイリストは上手なスタイリストである確率は高いはず、上手なスタイリストは聞き上手。要望をしっかり聞いてくれるはず。しっかり要望が伝わればもう勝ったようなもんです。
満足度70点とれたら3回はリピートしましょう
いくら紹介で行ってもはじめましての関係です。長いお付き合いの美容師になってもらうには自分を知ってもらうこと。美容師側も何回も担当するうちに好みやくせ、思考が分かってきます。お互いの関係を築くには最低3回は必要です。最初から100点を狙わず3回目で100点を目指しましょう。
とはいえお金を払うのはこちらですから合わない時はスパッと次へ
押さえておきたい注意点
紹介者がいることでメリット満載ですがもちろんデメリットもあります。のちのトラブルに発展しないためにも注意点はしっかり押さえましょう。
- 事前にネットで検索する
ホームページやホットペッパーなどでメニューの値段設定や年齢層など必ず確認しましょう。 - 紹介者に、どれくらい行っているのか、よく行っている場合は名前を出していいか許可をとる。
紹介者が数回しか行ってない場合、名前を出してもスタイリストが認知していないこともあります。その場合、紹介のメリットはほぼなくなります💦
そして、名前は個人情報です。トラブル回避のためにも必ず確認しましょう。 - 紹介者の話はしすぎない
美容院は情報のるつぼです。どこでどう回るか分かりません。しゃべりすぎは絶対にNGです。
髪型が素敵という情報で止めておきましょう。 - 来店後には紹介者に一言お礼と良かった事だけを伝えましょう
期待通りなら問題ありませんが期待外れだとしても選んだのは自分だということを忘れず紹介してもらった事実に感謝しお礼を伝えましょう。
まとめ
いい美容師を引き当てる最短の道は「紹介」です。どこに行ったらいいのか困った時は
- 周りをよ〜〜〜く観察しましょう。
- できるだけ年齢の近い人でいつも素敵なヘアースタイルの人を探しましょう。
- 行きつけの美容院があるか、担当のスタイリストを紹介してもらえるか確認しましょう。
- スタイリストに本領発揮してもらいましょう。
- 70点以上なら3回は通いましょう。
- 紹介者にはお礼を伝えましょう。
生活の中で美容院はなくてはならないものです。安心して行ける美容院があるだけで人生の幸せ度はきっと上がります。自分にぴったりの美容師を諦めず地道に探し、築き上げましょう。
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